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【恐怖の実話】公立高校教師の職場はブラックすぎ!楽すぎるはずはない!やめとけ!!

私は公立・私立含めて3つの学校を転々として高校で数学の先生を勤めてきました。しかし、後々他の人から聞いた話を含めて考えても、教育職はすべて超がつくほどのブラック企業です。

高校教師も決して例外ではありません。ブラック企業の方がマシと思えるかもしれません。

よって、私はこれから教育職を目指す方々に対して申したいことがあります。

それは、よほど強い志を持っていたとしても、朽ち果てる覚悟がある。または、親が学校の先生で現場の悲惨さを熟知してでも、この仕事をやりたいと考える人でない限り、やめておいた方がいいということです。

高校の複数校で味わったブラックである理由を、次の項目に書いていきたいと思います。

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目次

公立高校がブラックである理由まとめ

 まず、公立高校がブラックであると感じたことを私の事件も含めてまとめていきます。

  • 残業代がほぼでない
  • 部活は最低賃金以下
  • 教員同士のいじめ
  • 学級崩壊と生徒の暴力
  • 教育委員会の指導がおかしい

 公立高校はほぼ残業代がでない

まずは給与面のブラックについて。公立では一律で月給に調整手当4%が全員につきます。一見、良さそうに思えますが、これは残業を一切しなくても、1ヶ月20時間以上働き続けても同じ給与であるということなのです。

つまり、この手当以外には給与は一切支給されないのが公立学校の仕組みです。小学校から高校まですべて共通しています。

学校の先生でも担任か副担任、部活動や校務分掌の担当が年度ごとに変わりますので、忙しさは変わってきます。

例えば、学校が進学校だと生活指導は楽なことが多いようですが、進路指導が大変です。

底辺校だと進路指導は楽なことが多いですが、素行不良の生徒が多いため、生活指導がとても大変です。

勉強の指導で放課後下校時刻まで付き合わされると、平均2時間くらい、生徒に時間を取られてしまいます。

この地点で残業になっていますが、どれだけ頑張って指導したとしても給与は1円も出ません。

勉強の指導をした後に雑務を抱えている先生が多いので、夜になってから働かないといけなくなってしまいます。

同じことが部活動担当の先生にもいえます。部活動担当の先生で、特に体育会系の部活動を担当していた場合は先述した下校時刻まで付き合わされますし、帰ることもできません。

部活動の顧問は実質時給500円程度

特に土日祝日に活動がある部活動の顧問になりますと、朝から夕方まで引率でついていかなければなりません。

しかし、仮に休みの日にどれだけ実績を上げたかなどがあったとしても、給与は4時間以上活動しないと1円も出ません。

通勤の交通費は申請すれば出ますが、部活動の交通費手当はありません。

なお、学校や公立でも都道府県によって異なりますので、多少の違いはありますが、休日の部活動手当は、4時間で2,000円、8時間以上で一律3,500円くらいだったはずです。

時給換算で500円程度しかもらえません。

他にも会議、授業準備、成績処理、テスト作成などがあり、帰宅は終電間際になることも珍しくありませんでした。持ち帰って仕事もしていました。

都道府県や小学校、中学校、高校、あと私立学校によって異なりますが、多いところでは残業時間が200時間を超える県もあるそうです。

まだ、営業職の方が実績を上げたら給与が上がる分だけマシと思う人もいるようです。

教育職はノルマがないようで、見えないノルマがあります。

人間関係が辛い

人間関係が辛い主なものとして3つ存在します。

  1. モンスターペアレントとの人間関係
  2. 家族企業のような息苦しさと教員同士のいじめ
  3. 生徒との人間関係と学級崩壊

保護者、教員同士、生徒は毎年変わっていくので、人間関係は運要素に左右されやすいところが多いです。

しかし、何もなく穏便に終わるような年はまず回ってきません。

高校では相手が大人になっている分、学級崩壊すると立て直すのには自力で解決できない場合がほとんどです。

このとき教員関係が悪かった場合や上司が敵に回っている人だったりすると、まず助かることはありません。

授業崩壊を経験したことがあるクラスでは、火災を起こされたり、レーザーで失明をさせられかけたりしたことがあります

教員も学校で問題が表面化する一歩手前まで何もしてくれませんでした。生徒と保護者は当たり年でも教員の相性が悪く、教員間の人間関係で苦労したことはあります。

よく学校の先生は変人が多いとはいいますが、その通りだと思います。

学校の教員は癖のある人が多いので、基本的に人間関係を上手にやりくりするのは大変です。また、村社会なので、一度悪い噂が広まると、教員間の人間関係でもいじめを受けることもあります。

特に上司や相性が悪くて権力がある人から嫌われると、やっていけなくなります。また、学校は社会では正しいことも、学校内では正しくないというおかしなこともあります。

学校はトップの営業マンじゃないと仕事ができないということをいう人も時々聞いたことがありますが、私もこの言葉の意味は理解できます。

あれた高校を1個人の教師が立て直すのは辛いです。

学校・教育委員会が憲法であり法律となっている

学校でおかしいと思う人も多いのが、いじめで特に暴力などがあった場合です。

高校教師の場合、15歳以上の生徒を担当しますので、13歳以下みたいに逮捕がないわけじゃありません。

しかし、かなりの暴行事件で重傷を被害者が負わされても、傷害罪で逮捕されることがめったにありません

学校という組織に守られているから逮捕されないおかしな仕組みができあがっているのです。

私も18歳の喫煙者を補導したことがあるのですが、「逆にそれが生徒を傷つけた」と保護者に激怒されて、私が指導した生徒に謝罪をしたことがあります。

また、前の②の項目で授業崩壊の際に火を付けられたことがありますが、これも私が叱責されるだけで、生徒は一切指導されませんでした。先生が悪いという扱いを受けました。

他にも定期試験のカンニングを暴いて、処分した生徒の集団に暴行傷害事件を負わされましたが、生徒たちは注意されるだけでした。

私の労災も認められませんでした。また、通勤時に交通事故に巻き込まれた際も、勝手に転んだだけと一蹴され、労災は出ませんでした。

完全違法行為も、学校という聖域で合法化してしまうのが学校というところであるということを強く勉強させられました。

法律はなく、学校が憲法、法律、労働法などすべてを作っているということを痛感させられました。

ある県で先生が喫煙禁止の学校で喫煙室を作って、密告した先生が処分されるという事件も近年ありました。

信じられないかもしれませんが、すべて事実です。

国に守られ外に事実が出てこない

このように、学校というのは生徒はどれだけ悪さをしても守られ、被害者や正しい行為をした人が裁かれる環境である法の下で行われている点では特有のブラックさを感じざる得ませんでした。

どんな不条理なことも合法としてまかり通る悪しき聖域、それが高校教師も含めた学校というところでしょう。

結局やる気のあるの教師から先に辞めて現場は泥沼

上記のような悲惨な状況でありながらも熱意をもって現場に対応しようとする高校の教師も多いのですが、実際入学地点でかなり生徒の方が覚めており、バイト・遊びが中心で学校に通わず問題を引き起こすことを止めることができません。

結果的に数年すると教師の方が先に病んでしまい、能力の高い若手はすぐに学校を去ってしまいます。

その結果現場はますます混乱し、泥沼化しているのが現状です。

タバコ・飲酒・暴力などは 注意したくても高校生になると力もついているので対応が非常に困難なケースが多いのです。

家庭の環境がかなり悪く生徒に100%責任があるわけではありませんが、16~18歳まで育った人間を高校という枠組みの中で更生させるのはかなり厳しいと感じています。

まとめ

以上のように、ブラックなところをあげだしたらキリがないです。しかし、大きくわければ、前項目の3つが主なブラックな教師の仕事の部分になってくるのではないでしょうか。

しかも、一度教育職の道に進んでしまうと、退職をした後も塾講師くらいしか転職先がないという実態もあります。

将来性のない仕事の上に薄給で、営利目的かそうでないかの違いぐらいしかありません。教育職で身に付くスキルは汎用性がありません。

汎用性のスキルを身に付けたいなら営業職へ行った方がまだ将来性もあり、ノルマをクリアーできなくて解雇されても、次がつながりやすい点ではいいかもしれません。

教育職は先生と呼ばれる職で変なプライドと世間的には偉い立場で働いてきた人として扱われてしまいます。

そのため、よほどの努力をしないと他業種への転職は難しいといえます。

25歳くらいまでなら他業種も可能ですが、それ以降の場合は、どうしてもブラックから逃げたいなら、それ相応の努力をしないと逃れられないです。

このことから教育職はほぼブラックですので、これからなろうと思っている方はそれ相応の人生を棒に振る覚悟がなければ、やめておいたほうがいいです。

特に塾や家庭教師で楽して短い時間で高給取りを経験してきた学生さんは要注意すべきです。



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