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塾講師にはぶっちゃけ学歴フィルターがあるの?現場で感じる10人のコンプレックスを紹介。

今回は塾講師として働くには学歴は必要なのか?

もしFランクの大学に入ってしまったら差別はあるのか?

学歴フィルターで落とされるのか?

やはり高学歴ではないとコンプレックスを感じてしまうのか?

かなり気になるので現場の講師に率直に聞いてみました。採用側の教室長・正社員・学生バイトの立場から本音の意見がみえてきたのでここにまとめようと思います。

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目次

塾講師に学歴が必要だという意見が大半を占める理由

10人の方にアンケートを取りましたが、実際に学歴は有利だという意見が多くを占めました。

  • 塾の宣伝として学歴を利用する
  • そもそも塾は高学歴を目指すための場所
  • 保護者は学歴に関して色眼鏡を使う
  • 生徒も出身高校や大学を気にする

塾と受験は切っても切り離せず「単に勉強が好きになりたい」「人生の深みを増したい」などという理由で塾に通わせる保護者はいないということです。

これは納得だと思います。そもそも入塾試験で学歴は有利です。中には学歴が低い室長が高学歴のバイトにつらく当たるという意見も見られましたが、高学歴で採用時に不利になることはまずないでしょう・・。

そんなことをしていたら塾がつぶれてしまいますからね・・。

教える実力と学歴は一致しないが高学歴は成果を上げやすい

実際に学歴とは関係なく、教え方が非常にうまく生徒から人気がある講師は沢山います。特に予備校で名物講師と呼ばれている先生はそいう方が多かったです。

ただ、今の少人数制の塾のスタイルだとやはり高学歴が有利な面があると思います。

なぜかと言うと高学歴な教師は難関校の担当を任される傾向にあり、結果として難関校合格の実績数が高学歴の講師の方に付きやすいからです。

私自身いくつか学校経営に立ち会いましたが、成績が低い子を中堅学校に入れても、それが塾の実績として宣伝効果につながるか?というとそうではない面が多いのです。

ビリギャルは慶応だからこそ映画になったのであり、ビリギャルを中堅校に入れても親と本人は感謝してくれますが、次年度の生徒募集につながらないのです。

塾講師の学歴フィルターの壁は正社員よりバイトの方が高い

塾講師の学歴フィルターに関しては実は正社員よりバイトの方が高いという声が見られました。

なぜかというと塾によっては難関校の担当を高学歴のバイトに当て、自分は教室運営及び補習の生徒に教えるようなフランチャイズの塾が沢山あるからです。

特に個別指導の補習型を受ける際は授業力よりも保護者向けの説得材料としてバイトの学歴をPRしている所も多く、Fランだと切られるという話を聞きます。

塾の正社員が感じた学歴差別やコンプレックス

ではまずは正社員側の意見をまとめたいと思います。

1,正社員はFラン大学でも学歴(私立法学部)

千葉県松戸市にある個人塾で勤務しております。社員は塾長と私の他は、学生アルバイトさんにお手伝いをしていただいている小さな塾のため、特にポジションというものはございません。

基本的に対象学年は小学1年生~中学3年生を対象としておりますが、夏休みや冬休みには高校生の補修として授業を行うケースもあります。

私の担当教科についても個人塾のため、全教科に対応させていただいております。出身大学は千葉県にあるFランクと言われている私立大学の法学部卒業です。

正社員よりバイト採用の時に学歴を見る

特に学歴によるコンプレックスは自分では感じておりませんが、周囲の方々からの学歴による差別は非常に大きなものがあると実感しています。

具体例を挙げるとすれば、弊社で学生アルバイトを採用する際の基準です。

まず、どの大学に通っているのかを最優先とするため、学習塾での勤務経験や個人の人柄は二の次となります。

そのため、学生アルバイト同士の交流を見ていても、学歴によるマウントの取り合いがしばしば行われているのが現状です。

当然ながら私も低学歴のため学生アルバイトさんに暗に馬鹿にされる様なケースは度々あります。幸いトラブルに発展する事例は弊社において現時点ではありませんが、この業界は極端な学歴社会が色濃く残っていると感じています。

宣伝のために学歴が必要

塾講師に高学歴は必要だと考えております。必要だと感じる最大の理由としては、保護者に対する印象の違いが大きいと感じるからです。

仮にホームぺページや紙媒体のチラシに高校卒業の講師が授業をしますと掲載した場合、生徒さんの増加は見込めないでしょう。

東大や慶大の名前があるだけで、広告の価値が桁違いになるという経験を私自身がしております。実際には、学歴がさほど高くなくても熱意を持ち生徒さんの信頼を得て、何年も継続して希望校合格の結果を出し続けているアルバイトさんもいます。

しかしながら、上記の質問事項に答えた通り塾講師にとって対外的に最も必要なものは、看板とも言える学歴に他ならないのです。人柄や熱意は目に見えませんが学歴は絶対的な説得力を持っていると感じます。

2,塾講師の学歴フィルターはある(有名高校⇒一般私立)

個別指導の塾で塾講師をしていました。室長ではありませんが、それに近いポジションで、ある程度の仕事も任されていました。

小学1年生~小学6年生の国語と算数、中学1年生~高校3年生の英語を教えていました。高校は地元で有名な進学校を卒業。大学は地元の私立大学。偏差値は低め、ただ英語に特化している大学でした。自分自身は塾に通った経験はありません。

学歴が低いと信頼されないのは本当

採用の時点で学歴は必ずチェックされますので、その時点で高学歴は優遇されると思いました。

高校は進学校でしたが、大学は偏差値が低い学校でしたので、最初はあまり信頼されず、任される生徒も学力が低いかもしくは勉強嫌いで嫌々通わされているような子たちでした。

勉強熱心な生徒やレベルの高い高校や大学を狙う生徒には、卒業した進学校の名前を出すと驚かれ、大学名を出すとあまり興味を示さずといった反応をされました。

ですので、「あまり学歴を言いたくない」という気持ちはありました。

一緒に働く講師の方が、自分より偏差値の高い大学を出ていたりすると引け目を感じることもありました。大学受験に失敗した経験を話しのネタにして、勉強はしておいたほうが良いということで、反面教師にしてもらってました。

地方の場合は出身高校が重要

高学歴が必ず必要だとは思いません。どこで学んでいるかよりも、何を学んできたか、それをどう生徒たちの興味関心に結びつけて、勉強意欲を引き出すかのほうが大事だと思います。

それぞれつまづきポイントも違えば、理解の仕方も違います。同じ言葉で説明しても伝わらないので、それぞれの生徒に合わせて説明に使う言葉や表現、例えを変えて説明していました。

それぞれの生徒合わせて臨機応変に指導できることが大切だと思います。地方の塾なので、受験のために学力の高い生徒だけが通うのではなく、学校の授業についていけない学力の低い生徒も多く、高学歴でなくても塾講師はできると思いました。

また、地元の高校や大学を受験する生徒がいれば、講師がその学校の出身であれば、より生徒たちからは興味をもってもらえていたと感じます。

3,塾の室長に学歴コンプレックスを感じた(都内有名大学院卒)

群馬県内大手の集団授業と個別指導、東進オンラインなど全般に行っている学習塾で個別指導部門の教室責任者として契約社員として働いていました。

生徒は高校生や中学生がメインで指導教科は個別指導なので生徒が勉強したい教科です。

だいたい数学か英語になります。自分自身の学歴は東京都内の大学の大学院修士課程修了、専攻は国文学の近現代文学です。

塾は学歴コンプレックスを抱えている人が多い

塾講師として働いていて学歴差別やトラブルなどありませんでした。

個別部門の部門長自体がそれほど良い大学出身でなく学歴としても大卒だったので、院卒の自分に対しての風当たりは少し強いな程度でした。

明らかに学歴コンプレックスを抱えている部門長で、はっきりとはしませんが、何となく影でパワハラめいたことをやられているかも、という感じはしました。

それが学歴についてなのか、仕事のやり方についてなのかは分かりません。塾講師として働いていても、「あの人は~大学を出ている」とかいうような話はまったく出ませんでしたし、面接でもそれほど聞かれはしませんでした。

学習塾で働いている人間は、どこか自分自身の学歴にコンプレックスを抱えている人が多いようには感じます。

学歴よりもコミュニケーションが重要

塾講師に高学歴は必要ないと思います。高学歴な人ほど、できない生徒が「何が分からないのかが分からない」ので、生徒に寄り添った指導が出来ない人が多いように感じます。

高学歴の人は自分がすぐに理解してしまうので、理解できない人が何を考えているのか、どう考えているのかが理解できないのだと思います。

その点、苦労して勉強して大学に入ったという人ほど、生徒に教える教え方が上手いです。生徒が何所が分からないのかを講師自身が推測して、分析して解説出来るので、教えてもらっている生徒も分かりやすいのだと思います。

講師自身が躓いた話なども生徒にはウケが良いので、生徒からの信頼も厚い講師が多いです。学歴よりもコミュニケーション能力が求められる職業だと思います。

4,外語大出身なのでひいき目に見られた(東京外語大)

働いている塾は、小学校、中学校、高等学校対象、個別と集合と両方ある塾です。私は中学生と高校生の英語6学年を集合授業でみています。教科は英語で、四年生大学の東京外語大学の卒業です。大学院には行っていません。そのまま卒業してすぐ就職しました。

正社員で働いており、ポジションは中堅といった感じで、管理職は塾長以外勤めている塾にはいません。

高学歴という理由で生徒の質問が集まる

私は東京外語大学をでているので、生徒や保護者、塾の先生方からはどちらかと言うと贔屓目で見られています。

同じ英語の講師に地元の誰でも入れる大学を出た人がいますが、やはり三流大学というイメージが強く、彼女も自分からここ大学卒業とは言わないし、知っている人もあからさまには言いませんが、生徒はその先生ではなく私に英語の質問をしてきます。

ただし、彼女は彼女自身コンプレックスを抱いていますが、そのコンプレックスをはねのけ、かなりいい授業、わかりやすい授業を展開しています。

中学生を受け持っていますが、成績を伸ばすことがとても上手です。

見えないようで学歴は重要

正直、塾の講師は高いお金を払ってきている、高校生の、受験生の皆さんを教えなければならないということで、できれば信用問題として、高学歴の方がいいと思います。

保護者の感覚として高学歴ときくと何も言ってこられません。むしろ、三流大学と知ると「その先生で大丈夫ですか?」と塾長に相談されている姿を目にしたことがあります。

実際授業をする上では大学なんて関係ないと思いますが、保護者の感覚、あと、お受験をして私立の学校に通っている生徒はやはり、高学歴の先生を頼ってきます。

実際塾長は早稲田大学、次に年配の先生は地元の大学ですが、やはりみんな塾長に頼ります。見えないところで、なんとなくない感覚で?やはり高学歴の人のところに生徒が着くと思います。

塾の非常勤講師が感じた学歴コンプレックス問題

続いて塾の非常勤ですね。大学生ではなく社会人にでてから学校の非常勤をやりながら塾講師をし先生は多いのです。そんな先生の学歴に関する意見です。

5,周りは公立有名大学だらけで学歴コンプレックスを感じた

株式会社仙台進学プラザの非常勤講師として働いています。小学生・中学生・高校生の英語・国語・社会を指導しています。特に専門としている教科は英語です。

30人ほどの生徒の担任をしています。中学入試・高校入試・大学入試の対策・カリキュラムやマニュアル作りを任された経験もあります。

社内の研修会で模擬授業を行ったこともあります。

学歴の話は避けるようにしていた

同じ非常勤講師として働いている人たちは、ほとんどが東北大学など国公立大の学生のバイトで、いわゆるエリートでした。

私は私大卒だったため、学歴にはかなりの差がありましたが、自分自身学歴にコンプレックスはありませんでした。

ただ、困るのは生徒や保護者からから出身大学がどこかを質問された時です。

やはり、他の講師がほとんど国公立大生なのにもかかわらず、自分や自分の子供の担任だけが学歴のレベルが低いとなるとがっかりしてしまうかと思い、なるべくその話題は避けるようにしていました。

学歴のせいかははっきりわかりませんが、学歴を伝えて少ししてから保護者から担任変更の希望があり、担任から外されたことが一度だけありました。

国立受験の経験がないと苦労する面もあった

はっきり言って、指導能力に関しては学歴は関係ないと思います。国公立大生でも、基本的なマナーをわきまえていない非常識な人や、いわゆるコミュ障の人もいるので、生徒や同僚が困っている場面もよくありました。

ただ、学歴の話題が出ると確かに学歴が低い講師の立場は弱いです。センター対策など実際に経験がない指導は苦労します。

それでも、指導経験や努力を積めば十分カバーできます。

生徒の成績などで確実に結果を出せば、保護者から信頼され学歴を聞かれることもありませんでした。

学歴を気にされる必要がないくらい、しっかりとした指導と誠実な対応を行うことが、塾講師として学歴よりもはるかに重要なことであるということを感じました。

6,学歴によって給料や任される仕事内容が違った(名古屋有名私大)

現在40代前半の東海地方在住の女性です。現在は専業主婦ですが、独身時代は全国展開している有名個別指導塾の塾講師を約4年やっておりました。

小中高全ての学年を担当し、小中学生はほぼ全教科を、高校性は文系教科を主に担当してきました。受験生は毎年のように受け持ってきました。大学は、東海地方では最も偏差値の高い私立大学の文学部出身でした。

学歴によって任される教科や部署が違う

私が勤務していた塾は同じ市内、あるいは近隣の市町にも複数の教室がありました。講師は基本的には1つの教室所属となりますが、講師によっては各教室の塾長から声がかかれば、特定の教室専属でなく複数の教室を受け持つこともあります。

私と同じ年に塾講師として就職し同じ教室の配属となった男性は地元のいわゆるFランク大学の出身でした。

数学が得意で英語がそれほど得意でないという別の理由もあったのですが、私が市内の別の複数の教室から講師として入ってほしいとお声が多くかかったのに対し、彼は所属する教室以外には声がかからなかったようです。

当時は所属する教室以外の教室に出張して指導をすると追加の交通費に加えて少額ですが出張手当のようなものが支給されました。

しかし彼は他の教室に行くことはなかったので、給料は同期入社の私よりも幾分低かったようです。

その彼とは仕事の合間に時々話すことがあったのですが、私が偏差値の高い大学出身ということを常にうらやんでいるような発言をしていました。

個別指導は高学歴がものをいう

私が勤務していた塾のそれぞれの教室のリーダーが私に声をかけた理由はやはり高学歴で過去にたくさんの受験勉強をした経験を買ってくれていたのだと思います。

また塾に通う生徒で主に高校生は講師に対してどこの大学出身かを気にして尋ねてくることが多いです。

そこで偏差値の高い大学出身だとわかると出来のいい先生だと思われて「あえて指導をお願いしたい」と生徒の保護者から指名が来ることもありました。

一方で塾にとっても高学歴の講師がいることは宣伝になるようで、体験入塾した生徒に対しても「教室のリーダーがあえて講師に有名大学出身者がいる」ということをアピールすることもあるため、塾講師は極端な話学校の教師になるよりも学歴が重要になってくるのかもしれないと思いました。

大学生の塾講師バイトでも学歴差別はあるのか?

続いて一番多い学生バイトですね。採用時に最も学歴で差別されるのがアルバイトだと思います。

日中は低学年の補習は時間の融通が利く主婦に当てますが、夜のコマは大体大学生が担当します。

7,正直大学の学歴コンプレックスは感じる(文系私立)

kinoと申します。現在は辞めましたがスクールIEでアルバイトで塾講師をしていたことがあります。授業形態はオンライン上で1対1の時もあれば、先生一人に対し、2から3人を同時並行で見ていたときもあります。

対象学年は小・中学生で、担当教科は国語、算数(数学)、理科、社会でした。学歴は大学在学中で文系私立大学です。偏差値は低めであると思います。

塾のバイトは学歴で採用時に不利になる

働いてきた中で学歴が原因となるトラブルに巻き込まれたことはありません。ですが正直コンプレックスを感じたことはあります。

私のバイト先は様々な方がいらっしゃり、それこそ有名国立大学に在学されている方もいらっしゃれば、そこそこぐらいの方もいたりと様々です。

私はその中でも底辺あたりのレベルの大学でしたので、「採用面接の時に本当にやっていけるか」といったことを心配されたりしました。

勉強を教える側が偏差値低めの大学の人か教えられるのかと周りと比べてしまい、コンプレックスに感じたりするときもありましたが、他のバイトの方に学歴を聞かれたことは私はなく、マニュアル通りに教えていればまず問題が起こることはないので、トラブル等の心配はないと思います。

褒められる講師が優秀

私の経験からの個人的な意見ですが、塾講師に高学歴は必要ないと思います。私の場合ですが、生徒に勉強を教えるにあたって最初に教えられたことは、上手に分かりやすく教えるでも、板書を綺麗に書くでもなく、ほめることでした。

勉強は基本学校が教えてくれますし、塾講師の役割はいかに生徒をやる気にさせ、自発的に勉強ができるようサイクルを作っていくかということだと思います。

塾に通うことになる生徒のかなりが成績が落ちてきて、親が心配して通わせるというパターンであると思うので、生徒ができたことをほめて、勉強に対し前向きにさせることで、プラスのサイクルを生み出すことが必要であると思います。

また、大体の塾では特定のテキストが準備されており、それらに沿って教えればいいと思うので、勉学に不安を感じるのであれば、事前に勉強しておくといった工夫をするなど、自分なりに対策すれば問題ないと思います。

実際、私もその方法で教えてきましたが、保護者の方や他の講師の方にとがめられたことはありません。

8,教室長のバイトへの学歴差別が思いっきりある(獨協大学)

進学塾サインワンにて大学1年生の時から初めて時間講師4年目です。中学1〜3年生を対象に集団授業で主に授業を行なっています。個別授業も対応するときもあります。

国語がメインの専門としていますが全科目対応するときもあります。高校生の現代文を個別で担当したこともありました。

学歴は大学在学中で、獨協大学に属しています。

学歴で判断する教室長に当たると大変

塾の教室長が学歴で人としての良し悪しや出来の良し悪しを判断するような方なので、学歴がいい人ばかりの評価が良く、学歴が悪い人の評価が全体的に悪いです。

もちろん学歴で人を評価せずにその人の人となりを見てくださる方もいるが・・・。教室長がそこの教室におけるボスなので、与える影響は非常の大きいのです。

生徒には学歴を口外してはいけないので生徒への影響は何も問題はないかもしれませんが、講師の中での差別や偏見が横行していることは非常に悲しいです。

一時期は出勤することも嫌だったほどです。

一応本部からはハラスメントや差別などしてはいけない旨のプリントやメールが来ることはありますが、、教室長に重大さが分かっていないのであればいくらそういった対策をとっても無駄でしょう。

最低限の学歴は必要

私はある程度は必要であると思います。学歴が非常に良い先生でも子供達との接触が苦手な方はいらっしゃいますし、学歴が悪くてもその生徒の立場に立って一緒に考えることができる先生もいらっしゃいます。

なので教えるのに最低限必要な学歴と、子供たちとコミュニケーションをとるための対話力、子供たちの分からないを解消するために難しい言葉や説明を噛み砕いてわかりやすくするための語彙力が併せて必要であると考えます。

私のように学歴によって差別や偏見もあるのでそういったものが嫌な方は学歴があった方が良いとは思いますが、塾講師として先生をやる上では学歴は最低限であって、コミュニケーション能力と語彙力を併せ持つことが重要だと考えます。

9,講師同士の学歴差別は感じないが圧倒的に有利(佐賀国立)

大学4年生と卒業後の1年間の計2年間、塾講師をしていました。対象は中学生で全学年を教えました。科目は数学と理科を担当しました。

大学は佐賀にある国立大学です。大学4年時はアルバイトですが、卒業後は経験を買われて、また別の塾で塾講師として就職しました。

私の所属していた塾では、表だったトラブルは無く、どれだけ学歴に差があっても、意外にも本人達はさほど気にすることはなく、互いに講師として認め合う講師がほとんどです。

ただし、周囲の人間はそうではありません。例えば、塾の経営者は、高学歴の講師を重用します。当然出世するスピードにも差は出ます。

生徒の中にも一定数講師の学歴を気にする者がいます。

おそらく生徒の両親が気にするのだと思います。「この先生より、あの先生のほうがいい大学を出ているから教え方が上手なはずだ」といった会話を常日頃からそているんじゃないか、生徒の態度や言動を見て、そう感じたことは一度や二度ではありません。

周囲の噂や偏った考えが学歴差別やトラブルを生んでいるのだと現場にいた頃は感じていました。

学歴で全てを図る人は一定数いる

結論を先に言うと、高学歴のほうが圧倒的に有利です。2番の質問の回答に書いたように、学歴で全てを図ろうとする人間は必ず一定数はいます。

「視野が狭いな」と私は思うのですが、上記のような人間には「本来なら教える技術やわかりやすさ・受験合格の実績、生徒からの信頼の度合いなどを見て,総合的に判断するべきではないか!」と言ったところで聞く耳は持っていません。

経営者・上司から、受験用の難問の作成を依頼されるときでも高学歴のほうが依頼される確率は圧倒的に高いです。

もちろん底辺から地道に頑張って努力して生徒からの信頼を勝ち取って、実績を増やしていくと学歴を気にする必要は無くなります。

過去にそのような講師もいました。そうなるといかなる状況でも強くいられます。高学歴というだけで、初めからスペックが高いはずだと見られると過度に期待された講師は相当のプレッシャーを感じると思いますよ。

10,高学歴なのに指導力がないと言われる逆偏見(大阪府立大学)

私は、大阪府立大学現代システム科学域知識情報システム学類の学生です。かつて、ITTO個別指導学院で塾講師をしていました。

私は主に中1~中3の生徒に対して英語と数学を指導しておりました。ポジションとしては、ただの学生のアルバイト講師でしたので何か役職があった訳ではございません。

しかし、正社員と同じ仕事と成果、責任を求められていた点は結構苦しかったです。

学歴を聞かれてコンプレックスを感じたことはありませんでした。というのも、その校舎はお世辞にも「頭のいい子」が通うようなところではなく、教科書の内容についていくことで精一杯のような生徒が中心でした。

従って、講師側の質も高くなく(アルバイトの面接で適性テストなどはありませんでした)、専門学校の学生でも指導を行っていました。そういう理由で、「自分自身が感じる」コンプレックスはありませんでした。

しかし、教室長から「なんでこんな高学歴なのに指導が出来ないのか」と問い詰められたことがあり、逆の意味で差別をされた記憶が多々ありました。

高学歴だから何でも出来て当たり前だと考えられているみたいでした。これを理由に担当コマ数を減らされ、アルバイトをやめるきっかけとなりました。

受験のノウハウがあるに越したことはない

「 塾講師には高学歴は必要か」と聞かれると一概にイエス/ノーとはいい難いです。

というのも、「めちゃくちゃ勉強が出来るけど、教えることは苦手な旧帝大の人」も「人並みだけど、教え方に好評がある人」も実際にいると思われるからです。

強いて言うならば、「高校、大学で難関校に合格した先生の方が魅力的である」とお答えします。いわゆる「受験のための勉強方法」を知っているからです。

中学生の数学を例に出して考えると、進学塾に通っていた経験がある人は、通常の学校の授業では教えないような別解やものの見方、一見高難度の問題を自分の知っているパターンの問題に引きずり込む応用力を身につけた方たちです。

学習塾に「受験合格」というゴールを見据えるのであれば、「高学歴であった方がよい」と言えるのではないでしょうか?

塾講師の学歴問題まとめ

以上です。やっぱり大学や高校は行った人以外その気持ちは分からないものです。経営者がどこに向けてどんな教育方針をとるのかでかなり学歴採用は違てt来ます。

  • 補習塾の立場なのか?
  • 進学塾なのか?
  • 大手フランチャイズの傘下なのか?

同じ塾でもスタイルが違いますのでよくよく検討してみてください。塾が変わればまるで社風は違います。

何よりも生徒第一で頑張って欲しいですね!



気軽にどうぞ♪

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