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教師は副業で小説家は可能?出版の成功事例と作家デビューまでの注意点

教師をしながら副業で小説を書こうという人は結構います。なぜかというと学校ってネタの宝庫だからです。

 

  • 生徒の恋愛模様は恋愛小説へ
  • 子供の発想が空想小説のネタに
  • 学校をテーマにした推理小説へ

私も国語の教師をしていたので、一度ぐらいは夢を見ました。ただ、実際に公立学校の先生が本格的に副業で小説家になろうとすると問題は起きてしまいます。

今回はそんな小説出版の世界について詳しく解説していきたいと思います。

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目次

教師が出版して小説家になった成功事例

まずは教師をしながらそのまま小説家になった成功事例について取り上げてみたいと思います。公立学校の先生でも有名になった人はいます。

 

俵万智さん―高校教師

まずは一番有名かと思われる俵万智さんですね。1985年にデビューですから26歳の時ですね。若いうちから活躍されて、その後もヒット小説を連発しています。

高校教師時代から執筆活動の例として模範的です。

  • 1986年 – 『八月の朝』で角川短歌賞受賞。
  • 1987年 – 『サラダ記念日』が280万部のベストセラーに。
  • 1988年 – 『サラダ記念日』で第32回現代歌人協会賞受賞。
  • 1989年3月 – 神奈川県立橋本高校 を退職。

さすが国語教師という感じで、中学校の教科書にも載っています。

畑澤聖悟さんー中学・高校教師

美術教師をしながら小説を書いてデビューされた先生です。中学校・高校の教師をしていますのでこれも副業で成功した例だと言えると思います。

秋田市立秋田北中学校に赴任する。1991年から劇団弘前劇場に俳優として参加、青森県に移住。1995年、青森県立高校の教諭となり、青森県立青森中央高校に赴任、演劇部顧問となる。

学校で演劇部の指導をしている顧問の先生は参考になるかと思います。

文野さとさんー小学校教師??

ねとらばで発見したのですが・・・一日11時間の仕事をこなしながら30歳まで頑張って小説デビューした作家さんです。学校教師であることは分かったのですが、どこの学校で働いているかの記述は見つかりませんでした。

 

趣味のオンライン小説からスタートして、出版です現代ならではの作家デビューの方法だと思います。

時間の使い方から副業の申告まで詳しく書かれていますので気になる方はどうぞ!

公立学校の教員については、「国立の義務教育諸学校等の教諭等に対する教職調整額の支給等に関する特別措置法(通称「給特法」)」により時間外勤務手当(いわゆる残業代)が支払われず、教職員の給料月額の4%に相当する「教職調整額」のみを一律で支給するのみにとどめられている

[blogcard url=”https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1712/18/news127.html”]

吉村 萬壱さんー支援学校(小・中・高一貫)

なんと先生をしながら芥川賞です!すごすぎますね・・。習った生徒も誇りに思えそうです。ご自身が書かれている教師から作家への道は険しく、初めは落ちまくるわけですが、ちょっとしたきっかけからデビューです。

でも、大阪に帰って府立の学校に勤めていた時、同僚の国語の教師が限定100部くらいの同人誌を作っていて、そこに書かせてもらったんです。そうしたら、何人かが「面白いの書くやんか」って言うてくれたんです。それでいろんなところに応募するようになったんですが、全然通らなかった。

人間何がどう転ぶのが分からないのが面白いところ。学校をテーマにした本も多く一読の価値ありだと思います。

[blogcard url=”https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi44.html”]

辻村深月さんー団体職員

辻村さんは教育学部卒ですが、務めたのは団体職員です、夢は教師と小説家の両立ということで、最終的には半分ぐらい叶えた形でしょうか?

2002年に千葉大学教育学部を卒業[8]。千葉大学を選んだのはミステリ研究会があったから[4]。卒業後は甲府にある県庁村会事務所で団体職員として働きながら執筆を続け[1][8]、2004年「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。 Wikipediaより

 

[blogcard url=”https://info.asahi.com/shukatsu/asakyu/_–_2.html”]

 

瀬尾まいこさんー中学校教師

「卵の緒」で坊ちゃん大賞ををとり作家デビュー。中学校の非常勤国語教師として働いている時に教員採用試験に落ちまくりながら書いたのだとか。

年休をとって山籠もりして書いたというエピソードも発見しました。

[blogcard url=”https://magazineworld.jp/books/bocchan/bocchan-seo-maiko-interview/”]

実際教員採用試験て2次で落ちるんですよね。なぜかというと非常勤の安月給で使いまわせると都合が良いし、定年間際の公務員のクビはきれないし、上のシルバー世代の再任用枠を残しておかなければならないから。

やまもとやまこさんー中学校教師

やまもとさんは小中学校の先生から小説家ですね。学校時代の経験を活かした小説を書いていらっしゃいます。

デビューのきっかけは「文芸社」の自費出版です。ここは映画・ドラマの脚本や図書館選定図書も生まれているので、一度話だけ聞いてみるのも良いかと思います。

まずは自分で形のあるものを作って、それをwebで広めていく形が今の時代はとれますからね。

昭和25年12月30日生まれ、島根県出身。
山口大学教育学部卒業後、公立小学校に8年、公立中学校に26年間教員として勤務。
小学校では学級劇、合唱など、集団で取り組む活動や、「わかる、できる算数」の指導に力を入れる。中学校では、「書く」ことを通して、自己表現できる国語教育を目指す。

 

教師はそもそも副業の小説家は許されるのか?

というわけで、実際教師をしながら小説家デビューした方はいるのですが、だからと言って公務員が小説を副業として稼ぐことが100%許されているわけではないです。

これは他の副業と同じで、基本は禁止のグレーゾーン。ただ自治体によっては許されることが有るようです。

  • 学校の教科書に載ってもふさわしいか?
  • 学校情報の漏洩につながらないか?
  • 公序良俗に反することにならないか?
  • 本業に支障がないか?

こういうものは必ずチェックされるので、出版社から頼まれた場合であっても内容は検討した方が良いです。

ただ、そもそも小説を書いたとしてそれが本当に多くの人の目に留まり作家デビューできるかどうか?というのはものすごくレアなケースです。

プロ作家を目指す人は日本中にごまんといて、そのなかから自分が選ばれることを気にしても仕方がない気がします。

賞を受賞しても断れば良いだけですし・・。

まずはブログで趣味小説を書くのは合法!デビュー前の訓練にもなる

そもそも副業は収益化を目指すための言葉です。だから小説であれユーチューブであれ、他のバイトであれ正規の公務員は禁止です。

でも収益化を目指さす趣味の小説ブログを書く分には全くおとがめはないと思います。そもそも匿名でできますし、人気がついて収益化の目途がたったら考えれば良いだけの話です。

そもそも小説家というのは稼ごうと思ってなれるものじゃないかと思います。

こうやってブログの記事を書くことで自分の文章力も高まりますし、他人に客観的に評価してもらえるチャンスも得られる。

他にもwebを通じたつながりで本物の作家さんとつながれたり、名刺代わりに見せてみたり副次的な効果は多々あります。

漫画エッセイも子供に人気!教材のついでに作ってみては?

https://www.youtube.com/watch?v=AQOcogIUWgU&feature=emb_title

教師の仕事の一環に独自教材づくりというものがあります。学校指定の教科書以外にもオリジナル書下ろしの漫画教材は子供に大人気です。

平成30年から光村図書の道徳の挿絵がこんなにかわいくなりました。

最近はビジネス書の挿絵にも漫画が加わって読みやすいものが増えてきました。私の時代には教科書にジブリ系が乗るとは夢にも思わなかったです(笑)

子供に夢を語る教師なんですからあきらめるのはもったいないですよ?

 

小説ブログとキンドル出版は匿名で手軽にできる教師の副業

もし、やってみようと思ったら、まずは小説ブログをはじめてみてはどうでしょうか?

 

ブログの書籍化の話はいたるところで起きています。無料ブログの方がスタッフのピックアップにつながり、爆発的にヒットする可能性を秘めています。

また、最近手軽にできるのがキンドル出版ですね。

ワードに打った文章をそのままウェブツールでキンドルのカタチにしてアップできます。

例えば「でんでんコンバーター」なんかが有名です。

アイデアや情熱というのは一瞬です。後でやれば良かった激しく公開しないようにまずはブログだけでも作ってみると良いですよ?

小説ブログをそのまま収益化する方法もある

他にも小説を書きながら文章内でさりげなく商品を紹介して収益化する方法もあります。

どちらかというとエッセイになりますが、食事やファッション、インテリアについての記事を書きながらその中で商品紹介をしていきます。

自分でメディアを持つことで資産的な価値もできるのでこれもオススメ!詳しくはコチラに書いておきました。

 

 

 



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