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英会話講師ってこんなに大変で忙しい!きつい仕事内容を紹介します

今回は英会話講師としての仕事内容についてです。

指導といってももちろんレッスンの時間だけ仕事をすればいいわけではなく、実はレッスン時間外にやることもとても多いので、休みはあってないようなものです。。。

ちなみにほとんどの場合生徒が多ければ多いほど収入は増えますが、その分やることも増えるので時給換算すると1000円ちょっとで正直泣きそうになりますね…

個人で教室を開講したり、フランチャイズ契約したり、大手スクールに所属したり様々なパターンがあり、また教室の規模や教える生徒の年齢などもそれぞれですが、どれも大まかな仕事内容は共通しています。

それでは具体的にご紹介していきます。

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目次

英会話学校の主な4つの仕事内容

仕事内容は大きくわけて以下の4つです。

  1. 年間指導計画やレッスンの組み立て
  2. 宿題やテストの採点、補習
  3. 入学希望の生徒に向けて体験レッスンを実施
  4. 講師自身の英語力をブラッシュアップ

ひとつずつ見ていきましょう。

年間指導計画やレッスンの組み立てが大変!

指導するにあたって、まずはどんなことをどのように教えるのか、内容を決めなくてはいけません。

フランチャイズや大手スクールなどで講師をする場合はあらかじめ大まかに決まっている場合が多く、マニュアルに1年分のスケジュールが記載されているほか、年に数回指導方法についての研修があります。

個人で英会話スクールを経営する場合は、使用する教材も講師が自ら選び、カリキュラムやレッスン内容もすべて考えなくてはなりません。

完全オリジナルの授業ができる分準備は膨大になります。

少ない時間で学校の進度に合わせるのが大変

中学、高校のほか小学校でも英語の授業が必修となっているので、学校の進度にあわせて、やや予習ができるぐらいが理想です。

ただ、学校では週に数回英語の授業があるのに対し、英会話スクールは週1回がほとんどなので、限られた時間ですこしでも多くのことを生徒たちが学べるようなレッスンにしなくてはならず、講師も生徒もなかなかハードです。

また慣れてくるまではその日のレッスン内容を事前に何度も確認したり、時間が足りるか、逆に余りすぎないかなどシミュレーションしたりするのにとても時間がかかります。

また当然ですが、同じクラス内でも生徒によって実力差があるので、ついていけていないと感じる生徒のフォローをしたり、逆にもっとできそうな生徒にはプラスで課題をさせてみたり、生徒ひとりひとりをよく見て、レッスンをしながら柔軟に対応していくことも大切です。

低学年クラスは子供の世話で授業が中断する

そしていざレッスンをしてみると、教室管理の問題が出ます。

特に幼児や小学校低学年クラスは要注意。

  • 教科書や筆箱などの出し入に時間がかかる
  • 隣の子おしゃべりを始めてしまう。
  • 突然トイレに行ってしまい戻ってこない

こんな感じで予想外のことがほぼ毎回起こるので、事前の練習通りにスムーズなレッスンを行うことはほぼ不可能です。

一時間が合っというまに過ぎてしまいます。

イベント企画と運営に時間がかかる

通常レッスン以外にも生徒のモチベーション維持のために発表会を実施したり、ハロウィン、クリスマス、イースターなど英語圏発祥の文化に触れるためにイベントを実施したりします。

生徒たちが楽しみながら、でもただのお遊びにならないようなレッスンを考案、企画、準備、実施を1人で行うのは体力も時間も相当消費します。。

宿題やテストの採点、補習などが大変

英語は接触量に比例して実力がつくと言われており、週に1度、1時間程度のレッスンだけではなく、できるだけ毎日英語に触れてもらいたいので、接触量の確保とレッスンの復習目的で、生徒達にはほぼ毎回宿題を出します。

小学校高学年や中高生は、単語や文法の定着を図る確認テストや単元ごとのテストを実施します。

宿題プリントやテストを作成したり、採点するのも講師の仕事で、これも時間のかかる作業です。

だだし、フランチャイズやスクールではあらかじめ用意されている場合がほとんどです。

英会話スクールは受験塾や学習塾とは違いますが、中高生のテスト対策や英検などの試験対策のため、レッスン時間外に補習を行う場合もあります。

入学希望の生徒に向けて体験レッスンを実施も

生徒の人数をさらに増やすため、入学前にレッスン見学や体験レッスンを実施します。

電話やメールでの問い合わせ対応で日時を調整し、体験レッスンを実施し、入学へつなげる、大切な仕事です。

レッスン時間内に見学に来てもらうこともありますが、ほとんどの方が体験レッスンを希望するので、その場合はレッスン以外で時間を作って個別に対応しなければなりません。

実際のレッスンの流れを少し体験してもらい、その後スクールについての説明や質疑応答の時間で約1〜2時間です。

体験レッスン用の教材を個別に用意したり、レッスンの内容を確認したり、準備作業もあわせるとそれ以上の時間になります。

新年度に向けて年末〜3月ごろの問い合わせが多くなります。

ほとんどの場合無料で実施することになります。入学につながらないケースも多々あります。

講師自身の英語もつねにブラッシュアップをしなければならない

生徒がぐんぐん実力を伸ばしていくのはとても喜ばしく、やりがいを感じます。

ですが教える立場である以上いつどんな質問にも対応できるように、講師自身もつねに英語を学んでブラッシュアップする必要があります。

実際フランチャイズや英会話スクールでは英検準1級以上を持っていることが推奨されていたり、個人の英会話スクールでも講師が英検を持っていると良い宣伝になります。

他にの英語の資格はTOEICやTOEFL、iBT、日商ビジネス英検など上を見ればきりがありません。

日々のレッスンや雑務に追われ、ただでさえ忙しい中、市販のテキスト等で空き時間に勉強したり、講師自身も英会話スクールに通って勉強したりするのは本当に大変で、趣味として楽しめるぐらい英語が大好きじゃなかったら正直かなり辛いと思います…。

まとめ

英会話講師の仕事は楽しく、大きなやりがいを感じますが、そのぶん想像していた以上にやることが多く、大変で忙しい日々を送ることになります。。

本当に心から英語が大好きで、教えることが大好きで、毎日四六時中英語のことや仕事のことを考えているのが苦痛ではない方には向いているかもしれませんが、効率よく収入を得たいという方には正直向いていません。

またほとんどの生徒とは長い付き合いの中で信頼関係を構築していくことになるので、辞めるのも相当な覚悟が必要になることも頭に入れておかなくてはなりません。



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