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塾講師のキャリアと生き残り戦略!40代までに知らなきゃ怖い本当のこと

今回はあまり転職サイトには出てこない塾講師の出世の仕方について公開しようと思います。

よく塾講師の寿命は短いと言われますが、実際に20代、30代、40代でどのようにキャリアが変化してくのか?詳しく見ていきましょう。

【 良くある学習塾の役職 】

  • 一般講師・・平社員・・・300万
  • 教科担当指導員・・・係長・・・400万
  • 教室長・・・課長職・・・500万
  • エリア長・・・部長・・700万
  • エリア長統括・・・役員・・1000万

塾講師のキャリアプランは関してはこのような感じです。

年収に関しては会社の規模によって違います。上場会社は上り詰めると700~1000万がいます。

1クラスの生徒人数や授業を含む経営スタイルによってこの呼び方は変わってきます。

一般的な学習塾ではなく予備校になるともう少し年収が上がってきます。サテライト担当になり、受験参考書を出せるレベルになると年収は青天井でしょう。

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目次

集団指導の場合20代講師は研修と雑務に追われる

まずは集団指導の学習塾ですね。20代で未経験者は授業のスキルや地域校の特色などをつかむために研修に追われることが多いです。

授業のコマも低学年や中堅クラスを担当させられることも多く、実績につながったり、学級崩壊を起こしやすいクラスにはあまり配属されません。

代わりにかなり雑務をこなします

  • 先輩講師のプリント整理
  • 教材コピーの手伝い
  • 生徒の出迎え
  • テスト採点

できる範囲で少しずつ仕事を振り分けてもらい覚えるところも多いです。

有名な学習塾の場合は1~2か月は徹底的な本部研修をやり、そこから各校舎に振り分けられるというケースあります。

専門教科+1教科が基本

集団指導塾の場合は専門教科に加えもう一教科が基本です。主に文系教科と理系教科にわかれており、英社or数理という組み合わせが多いです。

割と国語教師が少なく、掛け持ちで国語の担当をしている塾が多いです。

小さな個別指導塾は20代から任されることが多い

フランチャイズ系の小さな個別指導塾は20代のうちから授業と教室運営の仕事を全て任されることが多いです。

小さなところだと事務職を雇っている所も少なく、出席簿の管理から教材発注、模試の統計、受験資料の作成まで仕事量は膨大です。

個別学習塾の担当教科は幅広い

個別指導塾の特徴として教師の出入りが多いことから、正社員になるとかなりの教科をまかされている講師が多いです。

室長クラスになると全教科担当なんてこともあって、小学校受験国立で5教科を経験している人は何でも屋さんになっています。

20代後半から教室長候補になる

塾にもよりますが20代の後半から教室長候補として選別が始まります。

  • 授業の生徒評価
  • 定期テストや模試の成績
  • 教室人数の増加
  • 授業研修での評価

これらの総合評価です。

教室長ともなると授業だけできれば良いというわけでもなく、保護者の対応や受験指導、近隣住民との対応まで幅広くまかされます。

それができる人物かどうかを見極めます。

ベビーブーム期は教室の数がどんどん増えて行ったので、そこまで質を問われなかったのですが少子化になり室長選びは慎重になってきています。

30代は教室長からエリアマネージャーまで出世する

30代になって出世コースに乗ると教室長からいくつかの校舎を束ねるエリアマネージャーに昇格します。

ここではエリアごとの生徒人数の管理、地域内での受験実績、教師の進退などが仕事に加わってきます。

本部会議などにも特別に呼ばれることが多く、仕事は激務です。ほどんど休日出勤をして月に1~2回ぐらいしか休めない講師もいます。

ただ、給料は役職手当がつき、ボーナスが上がるので年収は700万前後を狙えると思います。

大手進学塾で、大規模エリアをまかされている場合は年収1000万に届くこともありますが、ここまで来るためには何度も徹夜の日々を乗り越えているバイタリティーの塊の人が多いです。

教室長以上は結果によって降格や移動が多い

塾というのはテストの点数と、生徒人数で分かりやすく結果が出ます。教室長、エリアマネージャークラスはこの結果を受けて降格させられる人もいます。

数年単位でエリアを変えることで緊張感を生み、幅広い進学先の情報を得させるという経営的な目的があると思います。

生徒と講師のような縦の関係が塾には蔓延してますので、年下に追い抜かれて研修でボコボコに言われると凹んで辞めてしまう講師もいます。

このころから講師間の人間関係が崩れるという人も目にします。

40代が人生の分かれ目!退職や転職を考える人が多く出てくる

40代が塾講師の人生の分かれ目かと思います。早い人は30代後半で見切りをつけて別業界を考え始めます。

  • このまま後20年定年まで頑張るのか?
  • 別の道を探すのか?
  • 体力と生徒の人気は続くのか?
  • このまま独身生活を続けるのか?
  • 病気になった場合どうやって生きていくのか?

本当に悩んだのが30代からでした、周りの中の良い講師との飲み会でもそんな話題がでることも。

女性は結婚の悩みも多いです。事実上、塾で産休・育休を取れるところは少ないです。

本当に後悔しないように人生設計を見直す時期かもしれません。

40過ぎて定年後まで働く講師はごくわずか

業界内では40代で塾講師としてのキャリアを終了してしまう人が多く、定年後まで働く人はごくわずかです。

やはり体力的に深夜の11時まで黒板の前に立つのは辛いし、10代の女子生徒はやっぱり若い講師に流れてしまいますから。

定年まで働くのであれば役職まで上り詰めるか、授業スキルを最大限にあげていく必要があるでしょう。

塾講師における生き残り戦略

では今後10年、塾の業界の変化とそれに伴うキャリアプランはどう変わっていくのか考えてみたいと思います。

変わっていく塾業界において自分のポジションをどこに取るのか?それによって今後の生き方が変わってくるでしょう。

IT化で1対多数×少額のビジネスモデル

コロナ以降急速に進んでいる塾業界のオンライン化は1対多数をさらに身近にしてしまいました。

スタディーサプリなどが典型的ですが、低価格で1対多数の授業をする塾も増えていくと、授業力の高い講師というのは信じられない額を稼ぐ一方で、授業のみを売りにしていくとこのようなIT系のビジネスモデルに負けてしまうと思います。

1対多数×フォロー講師というビジネスモデルにおいて、本当に一般的な授業スキルのみで生き残るのは大変ですね・・・。

個別対応×特化の限定性ビジネスモデル

一方地域の特色ある定期テストに合わせた対策、細かい生徒対応や補習を中心とした塾というのは何とか生き残っていくのではないかと思います。

ただ、少子化は避けられない現実であり、中高一貫校などが増え、受験の人数が変わってしまうと、さらなる過当競争にさらされることもあるでしょう。

その中では人のやらない教科・動画に負けない地域情報・進路指導の細かい実績などが重要視されるのではないかと思います。

医学部限定・美大・音大用の塾などはなかなかAI化できない部分もあり生き残る可能性が高いです。

40代までに塾講師以外キャリアも積むべきでは?

私は長年教育業界に携わってきましたが、40代から突然のキャリアチェンジはかなりきついです。

多くの講師は進学塾⇒個別指導塾と働ける場を変えていきますが、学習塾という形態が少子化と共に今後数年間で変わっていくと思われます。

それに伴い、学習塾でも本格的な英会話教育・プログラミング教育を取り入れている所もあります。

そういう技術を先取りしながら学んでしまうのも一つの手です。

塾講師からのキャリアチェンジの例

実際は塾の講師をしながら少しずつ関連スキルをマスターしていき、より高年収・ハイステイタスの仕事についていく仲間はいました。

  • 大学生で社会の塾講師→会計・法律の仕事→税理士・弁護士
  • 英語の塾講師のバイト→海外留学→公立教師・英会話講師
  • 大学院の時に塾講師→カウンセラーの免許取得→企業カウンセラー
  • 30代で室長→エンジニアの資格取得→大手エンジニア職
  • 40代まで塾講師→予備校講師で年収UP

受験生と一緒にモチベーション高く勉強できる環境を活かし、資格取得や大学院・海外留学を果たす人、カウンセリングやプログラミングの取得をして大手企業に入りなおす人。

道はそれぞれです。本当に50代、60代まで専任でやり切るのか?途中で会社が傾いた場合・リストラにあった場合のことも少しは念頭に入れた方が良いですね。

私は家でいつでも仕事ができる在宅のスキルを優先的に磨きました。

オンライン化の波はどんどん広まると思うので、よかったら検討してみてください。



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