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塾講師の仕事はAIで本当になくなるのか?現場からレポート

教育関係(学習塾講師)、5年、35歳、年収約200万円程度です。今回はAIと国語力ということについて真剣に討論したいです。やっぱりこの業界は勝ち負けがハッキリしており、どこに資本を投下するか?それが明暗を分けています

【 現状の学習塾で感じる問題点 】

  • 少子化にも関わらず塾は増えている
  • 講師の質に差がある
  • 親が過度に期待しすぎる、プレッシャーが常にある
  • 労働時間が夜間に偏るため育児との両立が大変
  • 公立学校から国立を目指す場合など塾頼みな所がある
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AI消える塾講師の仕事内容とは?生き残る授業について

教育関係というのは一部はAI化が進みやすいと思います。すでに教育では、僻地や塾通いの難しい子には安価なネット塾などが選ばれています。

  • 英語学習の一部
  • テストの採点業務
  • 音読や発音練習
  • 動画での写真授業

一部の英語学習・リスニングや単純な暗記強化などは動画と音声を使った有能なAI教師が塾講師の代わりをしています。

実際に単純な学習ならスマホアプリやタブレット型学習のようなものが取って変わっています。

面倒な丸付け作業もコンピューターなら即時に判断するので、時間短縮、勉強の効率も上がっています。

ただ完全にAI化するということは今の予想ではあり得ないと考えています。

勉強において一番重要だと私が考えているのは「国語力」です。この国語力はまだまだAIでは対応できないと思います。

日本語というのは世界的にも難しい言語ですし、それをAIが判断するのは完璧には無理なはずです。

結局一部は機械に頼ることになったとしても、国語を教えるのは先生の役目だと思います。

将来性を考えて、これから教育関係に進むのなら国語は良い選択です。

現在、保護者の方がお手上げ状態で子供を連れてくる場合、よくよく話を聞いてみると国語力が不足していることが原因ということがとても多いです。

ネットやゲームなど情報があふれている世の中というせいもあるかと思うのですが、会話しなくても何とかなる現代のせいで国語力が低下しているように感じています。

なのでそういう国語だけに特化した教育にフォーカスしていけば、今の仕事の将来性にも期待はできます。

ただ給料が上がる、ニーズが上がるというのは少子化のままでは当分期待はできません。

学習塾でAIはどのように導入されているか?

学習塾は昔は、学校の授業のような集団授業が多かったのですが、今は少人数制やマンツーマンがとても人気です。

少子化で先生が少人数制で生徒を見ることができるようになったというのもあります。

でもマンツーマンにしても塾同士の競争が激しいので、講師自体はあまり増やすことができません。

やはり教育関係はブラック企業が多いような気はします。

私の学習塾ではまだありませんが、知り合いの塾では社会や理科のような暗記系教科に限ってタブレット学習が導入されています。

タブレットで勉強を進めて、その進度を講師がチェックします。

タブレット学習なら塾に来なくてもいいんじゃないかなとか思いましたが、正誤が記録されていくので生徒の情報を電子化することができて、効率は良くなっているみたいです。

そこは塾にしかできないメリットのようです。

元々かなり少ない講師で塾が回っているので、これが原因で人員削減となったわけではなく、講師は授業に時間を割くことができています。

いずれこの授業自体もオンライン授業にとって変わっていくのかなとかは想像してしまいます。

これはAI化とはまた違うとは思うのですが、こうなると恐らく1つの塾に必要な講師の絶対数はどんどん減るはずですよね?

塾講師はAIと将来どう向き合うべきなのか?

今の仕事はいつまで続けるかは分らないけど、将来的には個人塾を経営できたらいいなと考えています。

教育関係というのは人と人の関わりが重要だと思うので、AI化はまだまだ先だとは思います。

でも他の塾との競争も激しい業界なので、生き残りという点は気になります。塾って、長く続いている教室もあるけど、数年で消えてしまう塾のほうが圧倒的に多いです。

教育に関しては講師がどれくらい教育に対して熱意を持っているか、というのは大切だと思います。

今はオンラインで人気講師の授業を見ることができますが、やはり人気のある先生は熱量がありますね。

単純作業的なことはAIに任せて、人が関わらないといけない部分は今後はよりもっと上を期待されていくと思います。

学校の先生もそうだと思いますが、塾講師も勉強会を開いています。

先生ってどこの大学、有名大学出身だから良い先生とは限りません。

本人の学力が高いことと、教えることはまた別の次元の話です。

なので自分の学歴におごっているのではなく、何歳になっても学んでいくことが大切だと思います。塾講師は学校の教師とは違って、比較的年齢層が若いです。

その分、教えるということに対しても熱意がある先生は多いような気はします。

私自身は将来に個人塾を経営することを目標にしていますので、保護者との面談も丁寧にするようにしています。

どういうことを塾に求めているかというのは、保護者の話を聞くのが一番だからですね。

恐らく私が塾経営をする頃にはもっと講師以外の力に頼ることにはなると思います。

最近はプログラミングの塾も人気ですが、これも最初には人が教える必要があります。人だからできるとというのは、消えていくことはないと思います。

少子化とAI学習が進んでも人ができる教育は生き残るべき

教育関係はどれだけ少子化が進んでも、絶対的に必要な分野です。少子化が進んでいるからこそ、力を入れていくべき業界だと考えています。

いずれこの日本の社会を担う子供たちを育てる仕事ですので、私は自分の仕事が好きですし、子供たちを育てるということに対してとてもやりがいを感じています。

こういう初心を忘れないようにするってことは大切だと思います。

中にはただ「仕事」としてこなしているだけの講師もいるとは思います。

でもスタートはみんな教育が好きで始まっていると思います。

AI化がどれだけ進んでも、教育は人と人の関わりが続いていく分野だと思います。

子供は機械的なことに反応して勉強を頑張るわけではありません。この教科のこの先生が好きだから、とかすごく単純な理由で頑張ったりします。

実際に、同じ内容の授業でも先生によって成績が変わることからも分ると思います。

それがAIと人間の違いだと思います。

もしタブレット学習が進んでも、どのタブレットだからやる気が出るとかはあり得ません。どのロボットだから頑張るなんてことにはならないはずです。

保護者のやりとりは塾講師でも学校の先生もかなり重要ですし、子供は勉強だけしていればいいわけではなくメンタルの管理も先生に必要な仕事です。

コミュニケーション力のない先生はどこでもうまくやっていくことは出来なくなります。

私は大学で児童心理を勉強していましたが、こういうのも先生という職業に生かされていると思います。どんな勉強も結局は自分の将来につながるんだなと思います。

大変さはあるけれど、同じくらいやりがいのあるのが教育関係です。

大変だということはもう誰でも知っているとは思いますが、質の高い教育を目指していけば自然と残っていけると考えています。

何歳になっても学ぶ、という気持ちを忘れずに頑張って欲しいです。



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