学校の美術の先生は絵画やイラストレーターを副業にしたいという人も結構いますね。小中学校の先生も器用な人が多く、実際に学年便りの挿絵をみると生徒ウケのよいかわいい絵を描ける人がいます。
ただ、これ微妙に公務員の禁止事項に抵触するので、思いっきり有名になってガッツリ稼ぐのは厳しいかと思います。
でも、ちょっとした裏技があってうまく工夫すればバレずにそこそこ稼げると思うのでその方法についてお話しします。
公務員が副業イラストレーターをやるリスクについて
何度かお伝えしているように、公務員は残念ながら副業は禁止なんです。特に表だって別の収入を掛け持ちの仕事でやる場合には必ずリスクを負うことになります。
月に数千円程度であれば確定申告をしなくても良いので、趣味のイラストを販売というのはありですが、事業レベルで本人が稼ぐのは不可能です。
国公法 第101条:職務専念の義務
地方公務員法 第38条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
手厚い福利厚生と公務員法で守られた職位と引き換えに国のために尽くせというのが原則になっています。
なんの保証もないバイトの身分である非常勤講師であれば全く問題ないですが、専任講師は無理です。
副業=本業以外の仕事という定義ですので、趣味でイラストを公開する以外収益を目的としてはいけないんですよね・・・。
イラスト作品をコンテントに出したり個展を開くのはOk
ただ、ゲームやアニメのコンテストに自分のイラストを出したり、営利目的ではなく個展を開くなんて言うのは可能です。
社会人枠も多いですし、賞金をもらってもそれは収入目当てということにはならないから許容の範囲だと思います。
他にも趣味の同人雑誌に投稿してポイントを稼ぐなんていうのは現金化していませんから足がつかないでしょう。
大体バレるのは確定申告の時ですので、イラスト販売→ポイント→ポイント消費で行っていれば、そこまで心配しなくても良いかとは思います。
私も小学生の頃は「全国教育美術展」で何度か賞をいただきましたし、非常に良い思い出です。
同人誌の趣味イラスト販売も金額次第だがアダルトは危険
趣味の同人誌でのイラスト掲載や販売に関しては多くの法務サイトで弁護士さんが言及をしています。
「あくまで趣味の延長であり、永続的な収益を目的としてるわけではない、頼まれて書いた」ということであればいきなりクビなんてことはないと思いますが。
学校の信用を気づ付けるような「アダルト系」は危険でしょう。保護者の前で言い訳が立ちません。
実際にイラストの副業がバレてクビになった公務員は少ないはず
実際問題はイラストレーターの副業がバレてクビになったという話はほとんど聞いたことがないし、そもそもイラストレーターってそんなに稼げる仕事ではありません。
専業でやっているプロだって報酬が少なく仕事を毎回とってくるのは至難の業です。
確かに売れっ子になれば月に100万以上もいると思いますが、そこまで極めるのなら、教師を辞めて独立してしまう人も多いのではないでしょうか?
クラウド個人契約の副業イラストレーターはバレにくい
まず、イラストの副業をやるならバレないような仕組みの中でやるべきでしょう。
- 匿名のオンラインであること
- 依頼主との間に守秘義務が成立していること
- 収入振り込み先を分けられること
実名イラストレーターというのはほぼいないですし、作品を広く公開して集客をしなくても依頼主から個人的に案件が来るような関係を作れれば限りなくクローズドで仕事が成立します。
さらに、振込先を家族名義にして銀行口座が分けられると良いでしょう。
- 4コマ漫画のイラスト
- ホームページのイラスト
- その他印刷物・広告関係
- 企業のロゴ作成
こういう仕事はニースも高く収入もそれなりにあります。
クラウド案件でデザイナーを調べれば随時募集があります。月1万ぐらいに抑えてここで仕事を受けるといのは一番安全な方法です。
公務員でもバレずにできるイラストの副業の種類
他にも公務員でもできるイラスト副業があるので紹介します。
- LINEクリエイター販売
- 素材サイトで販売
- ネットショップでのデータ販売
LINEと素材集に関しては匿名での販売が可能です。
他にも数ある写真コンテンツの販売サイトはプロが多数登録しており審査も厳しいです。それを潜り抜けてダウンロードさせるのはかなりハードルが高いです。
ネットショップ特商法の記載が原則なので注意
ネットショップでデーター販売をする場合は「特商法」を記載するページを作ることが条件です。
そこに自分の名前や住所を記載しておくとバレて罰則を受ける可能性は否定できません。非常勤であれはそこは問題なしです。
集客が自分でできれば手数料以外は全部自分の報酬となります。下記の二つは無料で使える上に操作感も抜群です。
イラスト仕事に別の副業を掛け合わせれば正社員でも大丈夫!
ただ、どうせ副業をやるのなら月に10万、20万と大きく稼げた方がいいわけで、それを公務員の正規職員がやるのであれば、別の副業と掛け合わせるべきです。
それはユーチューブのところでも話した集客に使うことです。
今はAIを使えばイラストがどんどん作れますし、集客媒体としては非常に面白いんじゃないかと思います。
公務員が胸を張ってできる副業は株式か不動産投資だと思います。中でも不動産は少額で始められることも公務員に人気。
ただ、一番大変なのは継続的な入居者を募集することです。
ここにイラストの価値があります。
イラスト集客×不動産投資の副業で月100万を目指す
イラストというのは訴求力が抜群で、SNSとも相性がよく、集客の多大な可能性を秘めています。
私がイラストの副業で月に100万を超えようとするなら、以下のような手段を取ります。
- イラストで不動産関係のものに絞る
- SNSで情報発信して見込み客を集める訓練をする
- 小規模でできるリートで不動産の勉強
- 手の届く小規模不動産を始める
- 入居者募集を自分でもできるようにする
実際にウェブ集客が自分でできるようになると、最後の入居者募集にかかる費用を大幅削減できます。
最近は大家さんの中でもブログで自分の不動産に関する情報を発信する人も増えました。少子高齢化で新しいタイプのシェアハウスも増えていますし、チャンスはあると思います。
イラストにおける集客代行というポジションは間違いなくweb業界で伸びていきます。
なんにしてもウェブデザイン系の勉強をしておくと将来性があると思いますよ!
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